地酒仙丸STORY…*
1996年。
当時、先代・安齋恒幸と現社長の安齋輝子(おかみ)はミニスーパーを営んでいました。
先代は、小さな頃から羊羹片手に日本酒を飲むお酒好きでしたが、
おかみは結婚して、お酒を一口飲んで倒れ、
救急車で運ばれること3回あり、全くお酒が飲めませんでした。
ある時、おかみが友人と一緒に秋田へ旅行をした時に
近くに日本酒蔵があり見学することになりました。
当然試飲を勧められ、断る事も出来ず・・・
「倒れても誰か助けてくれるだろう」と思って飲んだ一口が、
今までとは全く違い、倒れることなく更に美味しくてびっくり!
おかみ「このお酒は札幌で買えますか?」
蔵元「北海道には出していません。」
おかみ「ぜひ、このお酒を売らせて下さい!」と言って帰ってきましたが、
その後お酒が送られてこなかったので酒蔵へ電話したところ・・・
蔵元「スーパーには卸せません。」と断られてしまいました。
おかみは、半年かけて先代を口説き、ミニスーパーから地酒専門店に業態転換!
「まだ、北海道で知られていない美味しいお酒が沢山あるはず!
そんなお酒を知らせたい!」という想いで、全国の蔵を歩き
蔵元直送で仕入れ販売をする「地酒仙丸」を開店。